(仮)妊娠にまつわる話。6
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前回の話の続きです。
6話
堕胎の背景
昔の私です。
最近ツイッターで、コロナ自粛で10代の性に関する相談が増えたというのを見ました。
「妊娠したかもしれない」という相談電話が増えたようで、一番若いと小学4年生の女の子からの電話もあったという記事を見ました。
そのツイートのツリーには「小学生でとか日本終わってんな」とか、「性教育をちゃんとしないからガキが…」というリプライを送っている人が沢山いて、「世の中はこの記事を読んで、そういう認識になる人が多いんだな」と思いました。
もちろん中高生が親が働いているときに暇を持て余して…というのはあると思うけども、10代の妊娠で当事者とその家族を責めるような言葉しか投げられないのは、やっぱり性教育がきちんと意味を成してないからなのだろうな…という気持ちになりました。
アウト話で妊娠編を書いているときに私にも「子どもを殺した女」「中絶したくせに良くそんな話書けますね」なんてコメントが来たこともあります。まだそう決まってもいなかった段階で。
ある一定の年齢以上の思わぬ妊娠・堕胎は自己責任と厳しい目で見られるようです。
まぁ、それ、昔の私もそんな感じだったんですけどね。
続きます
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