母の再婚相手が色々とアウトだった話。96

いつもご覧いただきありがとうございます。

 

前回の話の続きです。

 

本編

 

 

 

実家に出戻り

 

せっかく3年まで通っている大学、卒業した方がいいのはわかる。

学生と妊婦の生活、どうやってするの?というのもわかる。

 

何とかなったのかもしれないけど、この時はまだ私の中で母は「正しい人」でした。母がそういうなら、そうなんだろうと思っていた。

 

でも、でも、この家に帰るのは嫌だった。

 

我が儘なのもわかってる、でも私は今既に身重。

戦うこともできなくなった。

 

そんな状態で、1年以上もこの家で暮らす…?もう嫌だよ。

 

 

…とは思っていたけど、そんなわがままを言える立場でないとも思っていました。

 

せめて、生まれる前まで、いや今年中でもいいから、少しでもいいから「ピー君と二人で暮らしたい」という口実を使い、山口で暮らすことをお願いしました。

 

 

 

学生結婚している人なんて世の中沢山いるし、それでも親の援助なしに暮らしている人も沢山いるだろう。

 

でも母の申し出をはねのけてまで、それを貫く強さは私にはなかったし、どこかで甘えていたんだろうし、これ以上親に反抗することができなかった。

 

 

つづきます。

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