母の再婚相手が色々とアウトだった話。(まとめ①)
いつもご覧いただきありがとうございます。
前回からだいぶ間隔があいてしまいました。
前回の話はコチラ
前回の記事で「次回、まとめを書いて最終回に…」と言っていましたが、考えても考えてもスッキリまとめることができず…どんどん増えていくコマ数に頭を抱えてました(笑)
まとめるのむっず!!!!となってしまったので、いっそもう「まとめ」として3記事くらい書かせてください…!
まとめといよりも、「あとがき」と言った方がいいかもしれませんが…(笑)
まとめ①
機能不全家族
という名前があるのを知ったのは昨年ぐらいでした。
私が住んでいた頃の私の家族はまさしくそれだったと思います。
でも、子どもってそれが家庭環境だと当たり前だと思ってしまうんですよね。よく大人になって他の人の話を聞いたり、逆に似たような家庭環境の「機能不全家族の話」を見たときに「うちっておかしかったんだ」と気づけるのです。
私自身、性的虐待されたことは普通ではないとはわかっていましたが、継父が怒鳴っているのを見たり、継父とケンカすることは「オカシイ」けど「うちの日常」くらいに思っていました。なので真剣に誰かに相談することもできない状態に陥るのだと思います。
この機能不全家族、そんな多くないだろと思うかもしれないけど、戦後の家族の8~9割が機能不全の要素を含んでいるといわれていることもあるみたいです。そして親からもらったものはいい物でも悪い物でも自分が自覚しない限り伝染していきます。ということは今の家族も多くが機能不全を抱えている可能性は多いにあるということです。
この話は「めちゃくちゃ限られた一部の家族の話」ではなく「どこにでもある普通の家族の話」なのかもしれません。
そしてそれを「普通」と思い続けるか、「オカシイ」と気づけるかは自分次第です。
気付くということは、自分の今までの人生や自分自身の価値観を否定することなんです。そして自分の苦しみや生きづらさを見つめなおし認めることで前に進めるようになると私は思いました。
そうしないとまともな子育てはできないなと思ったのですが、逆を返せば私の元に子どもが来てくれたおかげで私は自分自身を見つめなおし前へ進むことができるようになったのです。
適切な時期でなかった妊娠だと思いますが、きっと私はそれがなかったら「計画的な妊娠」なんて考えず生きていたか、もしくは死んでいたかもしれないし、精神的に病んでいたかもしれません。結果論ではありますが、子どものおかげで私の人生は始まったのです。そして子どものおかげで前向きになれました。
なのでまともになるために、元の家族を恨むとか憎むとか傷つけるとかは違うと思ったのです。
こんなマンガ全世界にさらしといてよく言うよwwwって話ではありますが、やはり私は歪んでいるのは間違いないので、「糞野郎が見つけて狼狽えればいい」という気持ちも少なからずあるし(オイ)、今までの積み重ねでここまではっきりと声にしてあったことを誰かに言うというのはできません。「性的虐待を受けていた」という話は誰にも話したことはありませんでした。
私みたいな人は世の中に皆さんが想像するよりももっと多くいると思います。
むしろ私は「性的虐待を受けていた人の中では本当にレイプされたわけでもないから幸せな方」なんて異常なバイアスにかかっていましたしね。
これは自分自身を見つめなおす話でもあったのです。そして、これをみた同じ境遇の人たちが「やっぱりうちの家族は変なんだ」「自分もそんな感じ」と気づいてもらい、少しでも前を向く足しにしてもらえればいいなと思っていました。
少し長くなったので次へつづきます。
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誰にも話せなかったんですよね。
本当にこの話に出会えて感謝します。
書いてくれてありがとうございました。
こっさん(って勝手に呼んでごめんなさい)は何も悪くない!!悪いのは糞野郎です!!今の大切な家族さん達と、ずっとずっと幸せで居て下さいね!インスタやブログ見ていて応援して居ます!
はじめまして。
コメントするのは初ですが、以前から読ませていただいてました。
私は性的虐待はなかったものの、モラハラの父と姉、事なかれ主義の母の元で育ち、大人になった今もずっと生きづらさを抱えています。
何度も共感しながら読んでいました。
自分の中にある歪みが、魔法のように消え去ることなんてないのだと思います。子供の頃 手に入れることができなかった愛や幸せについては諦めて、これからの事を自分でどうにかしていくしかない。と分かってはいても、最初から幸せな家庭で育った人だっているのに…と、未だに諦めきれずにいます。
全くまとまらない感想ですが、漫画を最後まで読んで、少しだけ未来が明るくなったような気がしました。
私は普通じゃない家庭で育ったので、自分では幸せな家庭を築くことはできないと思っていました。子供なんて産んだら、自分がされて嫌だった事をしてしまうんじゃないか、と怖かったです。
もちろん今でも怖いですが、そういったことがきっかけで前を向けることもあるんだ。もしいつか家庭を持つときが来たら、そこから新たに始めることだってできるんだ。と思えました。
心無いコメントなどもあるなか、つらかったことをこうして言葉にして発信してくださって、ありがとうございます。
こちらに初めてコメントします。
長いこと頑張って描き続けられてお疲れ様です。(まだまとめ①ですが(笑))
元々こっさんの育児漫画が好きで読んでいて、これが始まってなんだなんだと読み始め、途中読むのをやめたくなるくらい辛かったです。(描いてる方がもっと辛かったですよね)
でも何で私が読み続けたのか、、、育児漫画では良いお母さんの面しか見れなかったから、もっとどんな人なんだろうって興味があったからかなと今は思います。
早くに妊娠したことも描かれて、(いやむしろ脱処女すぐじゃないか!とビックリ)批判もたくさんあったろうなと思います。でも私が言いきれるのは、こっさんは良いお母さんしてます!だから落ち込む必要はないです。どんな過去でも、今が良ければ良いんです。これからも頑張って下さい♪ずっと読み続けますから。
とても共感しました。自立するまで、結婚して家をでるまでの我慢、そうすれば自由だと言い聞かせて生きてきましたが、結局年に二回会うことすら苦痛で、長男が一歳の時に実家と距離をおく決断をしました。今も何かしらのきっかけで思い出しては落ち込みますが、頻度はだいぶ減ってきました。更に、私も長男の妊娠は予想外で、正直戸惑い、嬉しい反面不安で泣いてしまったこと、出産は夫は仕事で立ち会えず実母義母妹の立ち会いだったこと、里帰りも苦痛で常に監視され牢屋にいれられているような気分だったこと、長男のことがこんなに可愛いのに妊娠~出産にかけて思い出すと少し気分が沈んでしまうことに、とても罪悪感を感じていました。しかし、妊娠しなければズルズルと実家との関係を続け、仕事もしんどい時期だったので、精神を病んでいたかもしれないし、何より我が子がこんなに愛おしいのだから、あの時私たちのもとに来てくれたことに感謝しています。生きづらさはありますが、辛い経験をしたからこそ優しくなれる、子どもたちのことを大切にできると前向きに捉えて、頑張っていきたいとコットンさんのおかげで改めて感じることができました。ありがとうございます。長文失礼しました。
こんにちは
ついに最後まできましたね~
今思うと、現在進行形でOと接点あるとは思ってもなかったですが…
私には想像できないことですが、Oは性的虐待とすら思ってない、というか、違うと思い込んでるのでは…等々考えてしまいます。
私も妊娠中に精神的にまいってしまい、一度心療内科を受診したのですが、とりあえず薬はのめないので、とにかく思ったことを書き出すのが良いといわれ、そんなことで…と思いましたが、確かに効果はありました。
こっさんさんの漫画も同じかもしれませんね。
気になるのが…
お子さんについて。
身ばれについて、『境界線のはっきりした人間に育ってほしいです』というところです。
育ってほしい、ではなく、育ててほしいです…
長子は真面目で、しっかりしていますが、しらずしらずにいろんなことを溜め込みがちになると思います。
このお子さんに対するくだりはかなりのダメージを与える内容だと思うので。
もちろん、他のお子さんもショックは大きいと思います…
追加です
ずっと気になっていたのですが…
こっさんさんのことをこっとんさんと間違えてる方が結構多いですね(^_^;)
余計なお世話だし、こっさんさんはもしかして気にしてないかもしれませんが、名前なので、気になりました。
長い間ずっと辛い思いを抱えて本当に大変だったかと思います。
お疲れ様でした。
私も毒親育ち&男性から性的な嫌がらせに遭った経験のある2児の母です。
ご自身や家族との付き合い方を見つめ直し、自分と同じ辛い思いをさせないよう3人の子供たちの子育てに奮闘するコットンさんには頭が上がりません。
ですが、コットンさんには大変申し訳ないのですが、
私はやはりどうしてもコットンさんの旦那さんには嫌な感情しか湧きません。
長男さんの時もそうでしたが、お二人目のお子さんの妊娠時も他人事の発言、、
長男さんの時にお互いにとても大変な思いをしたのに快楽を優先した行為や親としての責任感のなさ(在学時の発言や今でも最近のコットンさんのツイートでも育児に関してあまり積極的でない姿勢なども)
何も反省も学ぶ事もなく2人目を妊娠させた旦那さんに対して私はOと同じような憎悪感を覚えてしまいます。。
旦那さんのことをよく知らない他人がこんな事を言ってしまうのは本当に申し訳ないのですが、なんだかそればかりがずっとモヤモヤと心にのこってしまっております。。。
初めまして。
更新楽しみに最後まで読ませていただきました。
私の持論というか勝手な考えですが、
長男くんベストなタイミングでお腹にきてくれたんだと思います。
子は親を選べない、と言いますが私が聞いたのは子供は親を選んできているということ。
周りの意見、全く気にしなくていいと思います。
無責任な言葉で申し訳ありませんが…
私自身未熟なのでこっとんさんのブログを読ませていただいて勉強になりました。
ありがとうございます。
これからも応援しています!
初めてコメントさせていただきます。
このようなブログ等でコメントするのは本当に初めてなので少し緊張しますが感謝を伝えたくてコメントしました。
私の過去の話を少し聞いてください。
とても嫌な表現があります。申し訳ありません。
元彼が行為を求めてきて性被害にあいました。
その記憶があるので男性の大きな声や後ろに立たれることなどが苦手です。恐いと感じて悩んでいました。
その中で、GoogleだけではなくてTwitterやInstagramで性被害のことを調べてこのこっさんのブログにたどり着きました。
ブログを読ませてもらって私自身が忘れていたことを思い出すことが出来ました。
例えば、バイト先でお客さんに絡まれて追いかけられたこと、今思えば妹に性的ないたずらをお互いにしていたこと、など。
私は性被害にあっていただけではなく、性加害もしていたということに気づきました。
私はその過去を消すことが出来ないのでとても悩みました。妹がその事で悩んでいるのではないかと責任も感じ、私自身が恐いと思いました。
私が誰なのかも分からないような感覚に毎日なりました。女手1つで育ててくれた母には申し訳ない気持ちでいっぱいです。
でも私はその過去を背負って生きたいと思うことが出来ました。それはこっさんのブログがあったからです。
とても励まされていました。ありがとうございました。
泣きながら読み通しました。
どうしてこっさんは、こんなふうに乗り越え、立ち直って、子どもたちに愛情深く生きていられるのだろう。こうして振り返ることも、公表すること、コメントで心無い批判をされることも、どれだけ辛かっただろうと。
私はこっさんほど酷い体験ではありませんが、精神的虐待と貧困、いくつかの性犯罪を子どものころに経験しましたが、なんでもないフリをして生きてきました。天真爛漫で成績優秀ないい子として。
いまは夫と息子がいますが、母と同じ振る舞いをしてしまう自分にひどい嫌悪感を覚え、死にたい、私なんかどうせいないほうが・・と日々悶々としています。家族でカウンセリングにも通っていますが、変わることができません。
まさに機能不全家族を生み出してしまっています。
どうしてこっさんはできているのに、私はこんなにダメなんだろう。。と思ってもしょうがないことを繰り返し考えては涙がとまりません。。こんな苦しみを吐き出すだけのようなコメントですみません。
書いてくれてどうもありがとうございました。心より感謝を込めて。
かりんさん、コメントありがとうございます。
この話の中では私は「コットン」という名前を使っているのでそちらで覚えている方もいるのだと思います。
なのでどちらも間違いではないので大丈夫ですよ!
そうなのですね!
わざわざありがとうございした!
失礼しました(^_^;)
「人生ベスト3に入るつらいこと」
って…
悪いことを「ベスト」とは言わないですよ
「ワースト3」ですね